教皇レオを批判する声 一般謁見で流れた『ダンシング・クイーン』に疑問

ABBAの「Dancing Queen」(ダンシング・クイーン)が演奏されたことについて、教皇レオ14世を批判し、「この場にふさわしい選曲だったのか」と疑問を呈しています。

バチカンのバンドは水曜日の朝、「ダンシング・クイーン」に加え、「Mamma Mia」(マンマ・ミーア)や Neil Diamond(ニール・ダイアモンド)の「Sweet Caroline」(スウィート・キャロライン)も演奏しました。その間、Pope Leo XIV(教皇レオ14世)は車両の後部に立ち、ローマに集まった群衆の前を通過しました。教皇は、トルコとレバノンへの初の海外使徒的訪問から戻ったばかりでした。

保守系メディアやカトリック放送で知られるアメリカのメディア関係者 Raymond Arroyo(レイモンド・アロヨ)は、カトリック系団体「CatholicVote」が投稿した教皇の行進映像を共有し、Xで次のように投稿しました。

「『ダンシング・クイーン』は教皇一般謁見にふさわしい曲なのだろうか? 皆さんはどう思いますか?(主よ、どうか私が余計なことを言わないようお助けください……)」。

*上記画像をクリックするとXに移行します。

Laura Ingraham(ローラ・イングラハム)も同じ映像をXで共有し、「ここで何が起きているの? この音楽はAIジョークなの?」とコメントしました。

伝統主義カトリックの評論家、ポッドキャスター、作家であり、教会の現代改革に長年批判的な Anthony Stine(アンソニー・スタイン)はXで次のように述べました。

「教皇をローマに迎え戻すために、ABBAの『ダンシング・クイーン』が流されている。誰かこれがフェイクだと確認してくれ。頼むから」。

また、カトリック系政治評論家で民主党系政治戦略家の Christopher Hale(クリストファー・ヘイル)も、バンドがニール・ダイアモンドの「スウィート・キャロライン」を演奏している映像を共有し、この反応を「大スキャンダル」と表現しました。

「今日、バチカンでは大きなスキャンダルが起きつつある。教皇レオ14世は、同じ日にニール・ダイアモンドの『スウィート・キャロライン』と、ABBAの『ダンシング・クイーン』の両方で歓迎された」とヘイルは書き込み、さらに「アメリカ人教皇のもとで、物事が少し大胆すぎる方向へ進んでいる」と付け加えました。

*2026年5月6日、バチカンのサン・ピエトロ広場で行なわれた毎週恒例の一般謁見に到着する Pope Leo XIV(教皇レオ14世)。|(AP Photo/グレゴリオ・ボルジア)

ヘイルは、このいわゆる「スキャンダル」は、教皇レオの最初の日曜レジナ・チェリの時にまでさかのぼると指摘しました。その際には、偶然にも教皇の“対立相手”である Donald Trump(ドナルド・トランプ大統領)のお気に入り曲として知られる Village People(ヴィレッジ・ピープル)の「YMCA」が流れていました。

映画プロデューサーの Nancy Ross(ナンシー・ロス)は、自身を「MAGA MOM(MAGAママ)」と称し、Xのプロフィール画像にドナルド・トランプとの写真を使用していますが、「ダンシング・クイーン」がLGBTQ+コミュニティと結びついているとして批判した人々の一人です。

ロスは、カナダのLGBTQ+系デジタルメディア『Xtra Magazine』が2022年の記事でこの曲を「史上最も象徴的なプライド・アンセム」と呼んだことを引用しました。

そしてロスは、「『ダンシング・クイーン』、教皇レオ、そしてバチカンのPRIDE」と投稿しました。

しかし、反応は否定的なものばかりではありませんでした。別のXユーザーたちはこの選曲を歓迎しており、カトリック系デジタルメディア「ChurchPOP」も、イベントでバンドがABBAの「マンマ・ミーア」を演奏する映像をXに投稿しました。

その投稿には、「バチカンでしか、教皇の祝福と一緒にABBAを楽しむことはできない」と書かれていました。

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